最近、夫が急にスマホにロックをかけるようになり、トイレや風呂にも持ち込むようになった。
以前はそんなことはなく、休日も家族と過ごすことが多かったのに、ここ1か月は「仕事の資料を見に行く」などと外出が増えた。
直感的に「何かある」と思ったが、スマホを覗くこともできず、不安な気持ちが募るばかり。
ネットで調べたところ、「Msafely」というスマホ監視ツールを見つけ、自分で調査をしてみることにした。
Msafelyは、スマホの位置情報・通話履歴・LINEやSMS・写真・閲覧履歴などを確認できるアプリ。
夫のスマホに一度だけ短時間触れられる機会があり、設定を完了。
その後は、自分のスマホから夫のスマホの動きをリアルタイムで確認できるようになった。
最初の1週間は、大きな変化なし。
しかし2週目の金曜夜、GPSで岡山市内のホテル街に30分以上滞在している履歴が確認される。
LINEの内容もチェックすると、「今日は楽しかったね」「次はいつ会える?」といったメッセージを交わしている女性が確認できた。
女性のプロフィール画像から、20代前半と思われる外見で、親密なやりとりが数週間続いていたことが判明。
また、ギャラリーには2人で撮ったと見られる写真も複数保存されていた。
証拠はすべてスクリーンショットを保存し、LINE履歴・位置情報ログ・写真データなども含めて確保。
この情報をもとに、夫に対して冷静に事実を確認したところ、初めは否定していたが最終的に浮気を認めた。
夫は「遊びだった」と言い訳したが、証拠が揃っていたため、言い逃れは不可能だった。
依頼者は離婚はせず、再構築を選ぶが、浮気相手には弁護士を通じて内容証明を送り、慰謝料請求を行う方針。
近年、スマホに証拠が残るケースは非常に多いです。
Msafelyのようなツールを使えば、探偵を使わずともある程度の証拠を自力で集めることができます。
ただし、法的に利用がグレーな部分もあるため、「共有スマホ」や「本人の同意がある端末」のみ使用し、慎重に行動することが大切です。
浮気の兆候があるなら、まずは冷静に観察し、証拠を集めたうえで対話や法的手段を考えるようにしましょう。