Facebook(フェイスブック)に足跡はある?「誰が見たか分かる」裏ワザやアプリの真相を徹底解説
Facebook(フェイスブック)を使っていると、「あの人のプロフィールを見たら足跡がつくのでは?」「何度も検索すると相手にわかるのでは?」と不安になることがあるかもしれません。他のSNSには「足跡機能」が存在する場合もあり、過去にMixiなどで足跡を気にした経験がある方は特に心配になるでしょう。
本記事では、Facebook上で「見るだけでバレる」ケースが本当にあるのか、検索でバレることはあるのか、そして「誰が見たか分かる」ようにする裏ワザやアプリは存在するのかなどを解説します。実際に足跡がつくケースや「知り合いかも」の仕組みも併せてご紹介しますので、気になっている方はぜひ参考にしてみてください。
結論から言うと、Facebookには公式の「足跡機能」はありません。プロフィールを訪問したり、何度も検索したりしても、それだけで相手にバレる仕組みはないのです。Facebook公式のヘルプセンターでも「誰がプロフィールを見たかを追跡する機能は提供していない」と明言されています。
▶閲覧がバレるケース
通常のプロフィールや投稿を見るだけなら、相手に通知されたり履歴が残ったりすることはありません。よって「見るだけでバレる」ことは基本的にはないのです。
▶検索でバレるケース
気になる人の名前を検索してページを何度も閲覧しても、Facebookから「○○さんがあなたを検索しました」という通知が送られることはありません。「何度も検索するとバレるのでは?」と心配する人は多いのですが、実際はそうした仕組みは存在していません。
以前はログアウト状態でも、一部のユーザーの公開設定によっては投稿やプロフィールの一部が見られるケースがありました。しかし、近年はプライバシー保護の強化や仕様変更により「ログインしないと見れなくなった」投稿やプロフィールが増えています。これはFacebook全体のセキュリティ向上を目的としたものであり、足跡機能とは直接関係ありません。
前述のとおり、通常のプロフィール閲覧では足跡がつきませんが、Facebookの一部の機能では、閲覧者リストが残るため結果的に「足跡」のような形で相手にバレる場合があります。以下の機能は特に注意しましょう。
フェイスブックのストーリーは、投稿後24時間で消える短期的なコンテンツです。インスタグラムのストーリーズと同様、ストーリーを開くと投稿者には「誰が見たか分かる」仕組みが備わっています。これを「ストーリーの足跡」と呼ぶ場合もあります。
「見るだけでバレる」代表例がこのストーリーです。気づかれたくない相手のストーリーは、別アカウントで見るか、そもそも閲覧を控えるなどの対策が必要です。
グループメンバーが250人未満のグループでは、投稿を「既読」にしたメンバーの名前がリスト表示される仕組みがあります。投稿そのものを開くと閲覧がバレるので、足跡機能に近い形で残ってしまいます。
ライブ配信を視聴すると、配信者側に「○○さんが視聴中です」と表示されます。これはまさしく足跡がつく状態で、配信中だけではなく、ライブ終了後のログにも視聴者名が記録されるケースがあります。
結論から言うと、Facebookで友達を検索すると足跡が残って友達にバレることはありません。
「Facebookで何度も検索すると、その人の『知り合いかも』欄に自分が表示されるのでは?」と心配している方も少なくありません。しかし、Facebookの公式情報によれば、「知り合いかも」の主な基準は以下のとおりとされています。
つまり、「何度も検索すると相手にわかる」わけではなく、Facebookのアルゴリズムがユーザー同士の接点を解析し、「この人とは知り合いかもしれない」と判断することで表示されるのです。
もし「知り合いかも」に自分が表示されるのを避けたい場合は、プライバシー設定を見直したり、相手をブロックしたりするなどの対策が考えられます。ただし、ブロックすると今後その相手の投稿自体が見られなくなるなどのデメリットもあるため、慎重に判断しましょう。
ネットやSNS上では「Facebookの足跡を確認する裏ワザ」「誰が見たか分かるアプリ」のような情報が出回ることがあります。しかしながら、果たして本当に存在しているのか?ここではその中に最も代表的な2つアプリを取り上げて紹介します。
かつては「My Top Fans 2018」のようなサードパーティ製アプリが「誰が自分の投稿をよく見ているか」をランキング表示してくれると話題になりました。ただし、これらは主に「いいね」やコメント数、メッセージの頻度などを元にした“交流度”の集計に近く、本当の意味での足跡取得機能ではありません。現在は公式からのAPI制限もあり、実質的に「訪問を可視化する足跡アプリ」は存在しないと考えてよいでしょう。
一時期、ブラウザで自分のFacebookページのソースコードを開き、「initialchatfriendslist」という文字列を検索すると訪問者のIDが分かるという噂が広まりました。しかし、これは単なるチャットリストや、友達一覧の内部IDが表示されているだけで、実際に「どのユーザーがあなたのプロフィールを訪れたか」を示すものではありません。
これらの裏ワザやアプリは、Facebook自体が公式に「足跡を取得させない仕様」を徹底している以上、実現不可能に近いものです。むしろ、不審なアプリにアカウント連携を許可してしまうと、個人情報が流出するリスクもあるので十分に注意してください。
Facebookに公式な足跡機能はないとはいえ、不用意な操作で、意図せずバレる場面もありので、要注意です。代表的な例を挙げておきます。
投稿を閲覧中に「いいね!」ボタンを押してしまい、すぐに取り消しても通知は届いてしまう場合があります。特にスマートフォン操作中に誤タップしやすいので注意が必要です。
間違えて自分の投稿に相手をタグ付けしてしまうと、相手に通知が飛んで「閲覧していたのかな?」と思われるかもしれません。
通常は閲覧だけなら足跡が残らないFacebookですが、ライブ配信に参加するとその瞬間「○○さんが視聴を開始しました」と表示されるため、一発でバレてしまいます。
「何度も検索すると足跡がつくわけではない」とはいえ、スマホを第三者に操作されたとき、あなたが誰を検索したかがバレてしまう可能性はあります。検索履歴を削除する方法を知っておけば、プライバシーを守りやすくなるでしょう。
▶Facebookアプリの場合
- Facebookアプリ を開く
- 右上のプロフィールアイコン(≡メニュー) をタップ
- 「設定とプライバシー」→「設定」 を選択
- 下にスクロールして 「アクティビティログ」 をタップ
- 「検索履歴」 を選択
- 「すべての検索をクリア」 をタップして一括削除
※個別に削除したい場合は、履歴の横にある 「…」 をタップし、「削除」 を選択
▶ブラウザ版(PC)
- Facebook にログインし、右上のプロフィールアイコン(または▼アイコン) をクリック
- 「設定とプライバシー」 を選択し、「アクティビティログ」 をクリック
- 左側のメニューから 「検索履歴」 を選択
- 以下の2つの方法で履歴を削除
🔹 個別削除: 削除したい履歴の横にある 「…」 をクリックし、「削除」 を選択
🔹 一括削除: 画面右上の 「検索履歴をクリア」 をクリック
こうした作業を定期的に行っておくと、万一スマホやPCを誰かに見られたときでも安心です。ただし、「知り合いかも」の表示に関しては検索履歴とは無関係の要素も多数あるため、削除すれば完全に影響がなくなるわけではありません。
万が一、魔が差して Facebook足跡ツール の甘い言葉に惑わされ、うっかりスマホにマルウェアを入れてしまった…と不安に感じている方には、Msafely というスマホ安全保護ツールの利用をおすすめします。
Facebookは、家族・友人との連絡や情報収集に役立つSNSです。足跡機能がないからこそ安心して活用できる面もありますが、その分「ストーリーの足跡」など部分的に足跡がつく機能については十分に理解しておくことが大切です。裏ワザやアプリに振り回されず、正しい知識を身につけながら上手にFacebookを使ってみてください。