「この投稿、あの人もいいねしてるかな?」
そんなふうに、特定の人がInstagramのどの投稿に「いいね!」をしているか、気になったことはありませんか?
以前は簡単に確認できたのですが、今はそうはいきません。実は、Instagramはここ数年で大きく仕様が変わり、他人の「いいね!」やアクティビティは以前よりも見えにくくなっています。
この記事では、なぜ「いいね!」が見えなくなったのか、そして今でも確認できる方法をわかりやすく解説します。
以前(2019年まで)は「アクティビティ」や「フォロー中」タブを利用して、フォローしている相手の「いいね」やコメント、フォロー履歴まで一覧で確認することができました。しかし、2019年10月以降、ユーザーのプライバシー保護を目的としてこの機能は廃止されました。
現在は、自分自身の「いいね」履歴やコメント履歴のみ自由に確認可能ですが、他人の「いいね」履歴や閲覧記録、コメント内容をチェックすることは以前よりも難しくなっています。
いいねを振り返ったり、過去に自分が「いいね」した投稿を取り消したいときに便利な、自分の「いいね」履歴の確認方法をご紹介します。
まず、プロフィール画面右上の「≡」メニューボタンをタップし、「アクティビティ」を選択します。
次にアクティビティ一覧から「インタラクション」の中にある「いいね!」を選びます。
すると、自分が過去に「いいね!」した投稿の一覧が表示されます。そこから個別に「いいね」を取り消すことも可能です。
前述の通り、Instagramでは他人のアクティビティを一覧表示できる機能が廃止されましたが、それによって完全に他人の「いいね」履歴が見られなくなったわけではありません。現在でも、以下の3つの方法を活用することで、間接的に相手の「いいね」状況を確認することが可能です。
最も基本的な方法は、特定の投稿に誰が「いいね!」したかを、手動で確認することです。
Step1. 公開アカウントまたは共通フォロー先のアカウントにアクセスする: 相手が「いいね!」している可能性が高い、公開されている投稿や、共通でフォローしているアカウントの投稿を探します。
Step2. 投稿の「いいね!」数をタップする: 投稿の下にある「いいね!」の合計数をクリックして、リストを開きます。
Step3. 相手の名前を探す: 表示された「いいね!」リストをスクロールして、相手の名前があるか探します。ユーザー数が多い場合は、リスト上部や検索機能(利用可能な場合)で確認できることもあります。
メリット: 外部ツールを必要とせず、安全です。特定の投稿におけるインタラクションを正確に把握できます。
デメリット: 確認したい投稿ごとに操作が必要なため、非常に時間がかかります。非公開アカウントへの「いいね!」は確認できません。
相手がフォローしているアカウントの投稿を分析することで、「いいね!」の傾向や興味を推測できます。
Step1. 相手のプロフィールから「フォロー中」を確認: 相手のプロフィールに移動し、「フォロー中」リストをチェックします。
Step2. 頻繁に投稿しているアカウントをピックアップ: 相手が日常的に「いいね!」していると思われる、インフルエンサーやブランド、友人のアカウントをいくつか選びます。
Step3. 選んだアカウントの投稿をチェック: それらのアカウントの投稿を開き、手順【1】と同様に「いいね!」リストを確認します。
メリット: 相手の興味や「いいね!」の傾向を把握できます。
デメリット: 膨大なアカウントや投稿を確認する必要があるため、手間がかかります。特定の「いいね!」を見つけるのは難しく、あくまで傾向の把握にとどまります。
方法①や②は手間がかかるうえ、正確性もそれなりですが、もっと正確かつ手軽に相手の「いいね」履歴を確認したい場合は、方法③のスマホ監視アプリを利用するのがおすすめです。
スマホ監視アプリといえば、子どものSNS利用を安全に見守る目的で開発されたMsafelyが、最も信頼できるサービスのひとつです。
スマホ監視アプリは、あくまで子どものインターネット利用の安全管理やオンラインいじめ防止を目的として開発されたものです。利用する際は、使用する相手や状況を十分に考慮し、慎重に判断する必要があります。
無断での使用や、他人の個人情報を不正に取得・漏洩する行為は絶対に禁止されています。必ず相手の同意を得たうえで、正しい用途で利用することが大切です。
もし手が滑って間違えていいねをつけてしまった場合、誤解を招くことをしたくないなら、ダブルタップまたはハートをタップすることでいいねを取り消すことが可能です。
プロフィール画面右上の「≡」メニューをタップし、「アクティビティ」を選択します。
アクティビティ一覧から「インタラクション」→「いいね!」を選びます。
自分が「いいね!」した投稿一覧が表示されるので、取り消したい投稿をタップして開きます。
ハートマークをタップし、白くなれば「いいね!」の取り消しが完了です。
SNS Helperやインスタ侍など、いわゆる「いいね購入サイト」の月間訪問数を見ても、利用者は少数ではないが、こうしたサービスを利用することは極めておすすめできない選択肢だからです。具体的な理由は以下の通りです。
フォロワー数や「いいね」数だけを増やしても、コメントや保存数など本当のエンゲージメントは増えません。もしフォロワー数や「いいね」が多いことで広告案件やPR依頼を期待している場合、表面的な数字だけではすぐに見抜かれてしまいます。その結果、ビジネスチャンスを失い、アカウントの信用も下がるだけです。
短期間でフォロワーや「いいね」が急増すると、Instagram側のシステムに不正行為として検出されやすくなります。また、購入サイトは大量の偽アカウントを作成したり、他人のアカウントを不正利用して「いいね」やフォロワーを付けるケースもあります。結果的に、それらの偽アカウントもろとも、自分のアカウントまで停止処分を受け、すべてを失うリスクがあります。
「いいね」やフォロワーを購入すると、急激な数字の増加や不自然なアカウントからの反応が目立ち、リアルな知人や相互フォロワーにすぐ気づかれてしまうことがあります。その結果、信用を失ったり、気まずい状況になったりするリスクもあります。
リスクを冒してまで「いいね!」を購入し、一時的な自己満足に浸るよりも、質の高い投稿を通じて人々の共感を呼び、自然にフォロワーや「いいね!」が増えることこそが、Instagram運用の本来あるべき姿です。
もちろん、その「正しい道」を歩むのは決して簡単ではありません。しかし、実際には多くの成功者が実践している効果的な方法やコツが存在します。
それらの経験やノウハウを参考にしながら、あなた自身のInstagramアカウント運営に活かし、着実にフォロワーや「いいね!」を増やしていきましょう。
「いいね!」やフォロワーを増やすには、自分ならではの専門性や強みを活かしたテーマ設定が効果的です。
世界人口が80億人を超え、Instagramの利用者数も20億人を超える現在、もしあなたが好きな分野が全体のわずか1%の人に響くものだとしても、2,000万人もの潜在フォロワーが存在することになります。さらにその潜在層の1%を獲得するだけでも、20万人のフォロワーに繋がる計算です。
このことからも、幅広いジャンルに手を出すよりも、特定の分野に絞り込んでコンテンツを深掘りしていく方が、成功への近道と言えます。
例えば:
- 料理アカウントなら → 特定の国の料理(例:本格的なタイ料理、地方の郷土料理など)に特化する。
- 旅行アカウントなら → 古民家ステイ、廃墟巡り、離島の魅力など、独自のテーマに絞り込む。
このように独自の切り口を持つことで、「この分野ならこの人!」という強い印象を与えやすくなります。結果として、Instagramの発見タブやハッシュタグ検索でも上位表示されやすくなり、「いいね!」の増加だけでなく、質の高いフォロワーの獲得にも繋がるでしょう。
「いいね!」やフォロワーを増やしていくには、Instagramの最新トレンドを敏感に察知し、自分のコンテンツに取り入れることが重要です。Instagramは日本国内に限定されたプラットフォームではありません。世界中のユーザーが利用するインターナショナルなプラットフォームであることを意識し、グローバルなトレンドにも目を向けましょう。
例えば、GoogleトレンドやSEMrushのようなツールを活用するのは効率的です。これにより、世界中で今何が話題になっているのか、どのようなキーワードが検索されているのかを把握できます。また、海外の有名インフルエンサー(例:Ashton Hallなど)の投稿スタイルやミーム動画の作り方を参考にしてみるのも良いでしょう。
具体的なトレンドの活用例:
- リール動画の積極的な活用:短い動画で視覚的に訴えるリールは、今やInstagramのエンゲージメントの中心です。
- 流行のBGMやエフェクトの使用:リールやストーリーズで人気の音源やARエフェクトを取り入れることで、より多くの人の目に留まりやすくなります。
- 新しいスタンプや機能の利用:Instagramが新しくリリースする機能(インタラクティブスタンプ、共同投稿機能など)をいち早く試すことで、アルゴリズムからの評価も高まる可能性があります。
- 発見タブや他のSNS(TikTokなど)を定期的にチェックし、どんなコンテンツが流行しているかを常に把握しておきましょう。
ただし、注意すべき点があります。無理に流行を追うのではなく、あなたのアカウントテーマや世界観に合ったものを選ぶことが何よりも大切です。トレンドをただ真似るだけでなく、あなたの個性と独創性を加えて昇華させることで、「いいね!」やフォロワーが自然に増え、アカウントの魅力がさらに高まるでしょう。
Instagramで「いいね!」を増やすには、フォロワーとの一方通行ではない、双方向のコミュニケーションが不可欠です。Instagramは収益化のルートとしても注目されていますが、あくまでもSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)プラットフォーム。単に投稿して終わりではなく、積極的にフォロワーと交流を深めることで、コミュニティが形成され、彼らのエンゲージメント意欲が高まります。
フォロワーを単なる数字として見るのではなく、友達のように接することが大切です。具体的には、コメントへの丁寧な返信、DMでの個別のやり取り、ストーリーズのアンケートや質問機能の活用などが挙げられます。
親しみやすく、愛想の良いイメージを与えることは、手の届かない「高嶺の花」のようなインフルエンサーよりも、フォロワーにとって「友達になりたい」と思える存在になるでしょう。このような交流を通じて、より深い繋がりが生まれ、結果として「いいね!」やエンゲージメントの増加に繋がります。
より多くの「いいね!」を獲得するには、フォロワーがInstagramを活発に利用している時間帯に投稿することが重要です。フォロワーがオンラインのタイミングで投稿すれば、フィードに表示されやすくなり、自然と「いいね!」やエンゲージメントが増えます。
「いつがベストタイムなのか?」という疑問を持つ方も多いですが、一般的には次の時間帯が効果的とされています:
- ランチタイム(正午〜午後1時)
- 夜のリラックスタイム(午後7時〜10時)
また、Instagramのプロアカウント(ビジネスアカウントやクリエイターアカウント)に切り替えることで利用できる「インサイト」機能を活用すれば、フォロワーが最もアクティブな曜日や時間帯をグラフで確認できます。インサイトを参考に、投稿のスケジュールを調整しましょう。
インスタグラムの自動「いいね!」ツールとは、自分の投稿に「いいね!」をしてくれたユーザーへ自動で「いいね!」や「フォロー」を返したり、設定した条件(ハッシュタグやターゲット層など)に基づいて、興味を持ちそうな他のユーザーに自動で「いいね!」やフォローリクエスト、コメントを送ったりするツールです。
これらのツールは、ユーザーからの返礼的なフォローや「いいね!」、コメントを期待し、効率的にフォロワーを増やしたりエンゲージメントを高めたりすることを目的としています。
- 時間と労力の節約:自分で手動操作する必要がなく、投稿作成に集中できる
- 認知拡大につながる可能性:ターゲティングを設定することで、自分に関心がありそうなユーザーにリーチでき、フォローやいいねを期待できる
- 柔軟なターゲティング:性別・地域・ハッシュタグなど細かく設定できるツールもあり、本当に関連性の高いユーザーにアプローチ可能
- Instagramの規約違反の可能性:自動操作はInstagramのコミュニティガイドラインに反する行為とされ、アカウント凍結のリスクが伴います 。
- アクション制限による運用停止:短時間に過剰なアクションを行うと「アクション上限回数」を超え、アカウントが一時的にブロックされる恐れがあります
- 偽フォロワーや不自然なアクティビティ:質の低いアカウントからのいいねやフォローは「機械的」と判断され、フォロワーの質も低下しやすいです
- ユーザーからの反感リスク:無差別・機械的なアクションは違和感を与え、「うざい」と思われる可能性があります。
- 費用が発生する:質の高いツールは有料で、月数千円〜数万円の投資が必要です。
Instagramの「いいね!」機能は進化を続け、他人の活動が見えにくくなったことで、ユーザーのプライバシーはより保護されるようになりました。しかし、この変化は私たちに、単なる数字の追求から、より本質的なコミュニティ形成へと目を向ける機会を与えています。
自分の「いいね!」履歴を簡単に確認できる機能は、過去の興味を振り返るのに便利です。一方で、他人の「いいね!」を直接見ることはできなくなりましたが、手動での確認や、相手がフォローしているアカウントからの傾向分析といった間接的な方法も存在します。またはMsafelyのようなスマホ監視アプリ経由で、instagramの利用も確認できます。
また、「いいね!」の購入や自動化ツールの利用も同様に、目先の数字を得るための危険な近道です。これらはInstagramの規約に違反し、アカウント停止のリスクがあるだけでなく、質の低いフォロワーや不自然なエンゲージメントしか生み出さず、結果的にアカウントの信頼性を大きく損ないます。
本当にInstagramで影響力を持ち、成功したいのであれば、「本物」の繋がりを築くことが何よりも重要です。