Facebookを利用していると、頻繁に目にする「知り合いかも」。友だちを増やしたいときには便利な機能ですが、なぜか知らない人が表示されたり、通知が多すぎると感じたりすることはありませんか?この機能の仕組みを理解し、上手に活用することで、より快適なFacebookライフを送ることができます。
この記事では、「知り合いかも」機能の基本から、表示される理由、知らない人が出てくる背景、そしてプライバシーを守りながら利用する方法まで、詳しく解説します。
「知り合いかも」は、Facebook(フェイスブック)が提供する友達推薦機能で、ユーザー同士のつながりを促進するために活用されています。この機能は、あなたの既存の友達リストやFacebook上での行動履歴(いいね、チェックイン、共通のグループなど)をもとに、共通の知人がいる可能性のあるユーザーや、興味・関心が近いユーザーを自動的に検出し、友達候補として表示します。
Facebookの知り合いかもで表示された人の選択基準はFacebookの公式ヘルプセンターで以下のように記載されています。
Facebookのアルゴリズムは日々アップデートされているため、筆者が実際にテストを行った結果として、公式に挙げられている5つの主な要因以外にも、「プロフィールを閲覧したことがある」「名前を検索したことがある」ユーザーが「知り合いかも」に表示されるケースが確認されています。
また、共通の投稿に「いいね」やコメントをしたユーザー同士が、共通の関心を持つ人物として推薦される可能性もあると考えられます。
※補足として挙げた理由は、筆者のテスト結果に基づくものであり、Facebookが公式に認めているものではありません。
Facebookには、Instagramのストーリーのような「足跡(閲覧履歴)」機能は公式には存在しません。
しかし一部の機能では、閲覧者の情報が相手に表示される場合があり、結果として「足跡がバレる」ような状況が発生することがあります。
そのため、相手のFacebookプロフィールを頻繁に閲覧する行動は、Facebookのアルゴリズムによって「関心がある」と判断され、「知り合いかも」に表示される要因の一つとなっている可能性があります。
Facebookの「知り合いかも」で通知が多すぎる、あるいは見たくない人が表示される場合は、いくつかの設定によって表示を制限または非表示にすることが可能です。
「知り合いかも」の通知をオフにすることで、新しい友達候補が表示されるたびに通知が来るのを防ぐことができます。
スマートフォンの連絡先をFacebookと同期している場合、その情報が「知り合いかも」の提案に利用されます。これを解除することで、連絡先に基づいた提案を減らすことができます。
あなたのプロフィール情報がどのように公開されているかを見直すことで、「知り合いかも」に表示される可能性を減らすことができます。
特に、「友達の友達」に限定したり、公開範囲を狭めたりすることで、知らない人にあなたのプロフィールが表示されにくくなります。
「検索と連絡に関する設定」から、Googleなどの検索エンジンに自分のプロフィールが表示されないように制限することができます。
この設定をオフにすることで、Facebook外の検索結果からあなたのプロフィールが表示されるリスクを減らすことが可能です。
Facebookの「知り合いかも」機能は、新しいつながりを見つけるための便利なツールですが、その仕組みを理解せずに利用すると、意図しない情報共有やプライバシーの懸念が生じることもあります。
この記事で解説したように、この機能のアルゴリズムや表示理由を知り、必要に応じて通知設定やプライバシー設定を調整することで、あなたにとってより快適なソーシャルメディア体験を実現できます。知らない人が表示されても過度に心配せず、自身のプライバシー設定を見直す良い機会と捉えましょう。